Androidアプリと私

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Androidアプリ開発の流れ

こんにちは、トグラです!

この記事では、Androidアプリ開発の流れについて解説します。

 

開発の流れ

Androidアプリ開発の流れは以下のとおりです(なお、ここで紹介しているやり方はプロが採用している正式な開発手順とは異なります。あらかじめご了承ください)。

環境構築

Android StudioJavaXMLの勉強

企画

実装

テスト

リリース

運用・保守


各工程について簡単に解説します。

 

環境構築

まずは、Androidアプリを開発するための準備を行います。パソコンのスペックを確認したり、Android Stuidioというアプリ開発ツールをインストールしたりします。

なお、開発に必要なものを揃える作業を、プログラミングの世界では「環境構築」と言います。

 

Android StudioJavaXMLの勉強

環境構築ができたら、「さあ開発を始めよう!」と行きたいところですが、その前に勉強です。Androidアプリを作るためには、Android StudioJavaXMLの知識が必要になります。

Android Studioは、Googleが提供しているAndroidアプリ開発ツールです。これさえあれば、Androidアプリを作ることができます。ただし、膨大な機能を備えているため、全ての機能を把握するのは不可能です。まずは開発に必要な最低限の知識に的を絞って、勉強しましょう。

Javaは、プログラミング言語*1です。Android Studioで使えるプログラミング言語は、JavaかKotlinの二つだけなので、どちらかの言語を習得しなければなりません。Android Studio同様、Java(またはKotlin)の全貌を把握するのは不可能なので、最低限の知識を習得しましょう。

XMLは、マークアップ言語*2です。Android Studioでは、XMLで書かれたXMLファイルというものを頻繁に扱うので、XMLに関する知識は欠かせません。例えば、画面のレイアウトを作る時にはXMLファイルを使います。XMLについても、Android StudioJava同様、最低限の知識を習得しましょう。

 

企画

Android StudioJavaXMLの勉強が済んだら、いよいよ開発を始めていきます。

企画は、どんなアプリをどのようにして作るのか決める工程です。具体的には、アプリのコンセプト・ターゲットユーザー・レイアウトや機能・開発スケジュールなどを決めます。

 

実装

実装は、企画で決めたことをもとに実際にアプリを作る工程です。いわゆる「プログラミング」を行うのは、この工程です。

 

テスト

テストは、実装で作ったアプリが想定通りに動くか検証する工程です。不具合が見つかったら、その原因を突きとめて修正します。

テストが無事に終われば、アプリは完成です。

 

リリース

リリースは、完成したアプリを世間に向けて公開する工程です。よほどのことがない限り、AndroidアプリはGoogle Playというアプリストアに公開します。なので、Google Playでアプリを公開する方法を学ぶ必要があります。

 

運用・保守

アプリ開発は、「アプリをリリースできたから、おしまい!」というわけにはいきません。ユーザーが快適にアプリを使えるよう、サポートするのも大切な仕事です。このサポート作業を「運用・保守」と言います。

なお、運用はアプリが正常に動くように維持すること、保守はアプリを改善すること、という説明をよく見かけますが、境目は割とあいまいです。

 

注意点

アプリ開発にはエラー*3がつきものです。「指示通りにやったのにうまくいかない!」ということは日常茶飯事です。しかも、エラーが起きる原因は様々なので、「こうすれば解決する!」と一概には言えません。ネットや参考書を駆使して、自力で解決する能力を養いましょう。

 

*1:コンピューターにデータの処理を指示するための言語。計算を行ったり、ユーザーの操作に対して特定の反応を返したりするのに使われる。

*2:コンピューターに文章の構造や視覚情報を伝えるための言語。文字の大きさや色を指定したり、文字を画面上のどこに置くか決めたりするのに使われる。

*3:コンピューターで実行中の処理が、不具合のせいで、中断・停止すること。