Androidアプリと私

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Androidアプリ開発に必要なもの

こんにちは、トグラです!

この記事では、Androidアプリを開発するために必要なものについて解説します。

 

Androidアプリ開発に必要なもの

Androidアプリを開発するためには、以下のものが必要です。

それぞれについて詳しく解説します。

 

パソコン

Androidアプリを開発するためには、後述する「Android Studio」という開発ツールをパソコンにインストールしなければなりません。Android Studioを使うには、ある程度のスペックを備えたパソコンが必要です。OSはWindowsMacLinux・ChromeOSの4種類に対応しています。

現時点(2022/9/10)で必要なパソコンのスペックは以下のとおりです(LinuxとChromeOSについては省略)。

Windowsの場合】

OS:64ビット版のWindows 8/10/11

CPU:x86_64 CPU アーキテクチャ(第2世代以降のIntel CoreまたはWindows Hypervisor を利用できるAMD CPU)

RAM:8GB以上

ストレージ容量:8GB以上(ただし、Android端末を持っていない場合はAndroidエミュレータを使うことになるので、18GB以上必要)

画面解像度:1280×800以上

 

Macの場合】

OS:MacOS 10.14(Mojave)以降

CPU:ARMベースのCPUまたはHypervisor.frameworkを利用できる第2世代以降のIntel Core

RAM:8GB以上

ストレージ容量:8GB以上(ただし、Android端末を持っていない場合はAndroidエミュレータを使うことになるので、18GB以上必要)

画面解像度:1280×800以上

 

参照:Download Android Studio & App Tools - Android Developers


なお、上記のリンク先(Android Studioの公式ページ)では、Windows11に関する記述が何故か抜けていますが、Windows11でもAndroid Studioは問題なく使えます。


Androidエミュレータについて

アプリ開発では、作ったアプリが問題なく動くか確かめるために、必ずテストを行います。

そして、Androidアプリのテストを行うためには、Android端末*1Androidエミュレータのいずれかが必要になります。

Androidエミュレータとは、パソコン上でAndroidアプリを動かすことができるソフトのことです。本来、AndroidアプリはAndroid端末でしか使えません。ですが、Androidエミュレータは仮想のAndroid端末を疑似的に再現することで、パソコン上でもアプリを動かすことを可能にします。

Android端末を持っているなら、Androidエミュレータは不要です。ストレージ容量は8GBあれば足りるでしょう。ただし、機種によっては作ろうとしているアプリのテストが行えない場合もあるので注意してください(例:最新機種のみに対応したアプリを開発しているが、手持ちのAndroid端末が古い機種である場合)。

Android端末を持っていない場合は、Androidエミュレータをインストールしなければなりません。Androidエミュレータは容量が10GB近くあるので、ストレージ容量は18GBほど空けておいた方がよいです。

 

インターネット環境

Androidアプリを開発するうえで、インターネット環境は欠かせません。具体的には、Android Studioのインストールやアップデート・追加ツールのダウンロード・完成したアプリの公開、といった場面で必要になります。

Android Studio自体はオフラインで動きますが、開発中に追加ツールをダウンロードすることも多いので、インターネットには常に接続しておきましょう。

回線速度はよほどの低速でない限り大丈夫です。

 

Android Studio

Android Studioは、Googleが提供しているAndroidアプリ開発ツールです。

公式サイトから無料でダウンロードすることができます。

パソコンにAndroid Studioを入れさえすれば、アプリ開発を始められます。厳密にいえば、他にも必要な追加ツールがいくつかあるのですが、それらのツールを個別にダウンロードする必要はありません。

というのも、Android Studioには追加ツールをダウンロードするための機能が備わっているからです。

パソコンをインターネットに接続しておけば、Android Studioの画面内で追加ツールをダウンロードできます。上記のAndroidエミュレータもダウンロード可能です。

追加ツールのダウンロードはAndroid Studioの初期設定が終わった後で行います。

なので、とりあえずダウンロードするべきなのはAndroid Studioのみとなります。

なお、昔はAndroid Studioとは別に、JDK*2というものをダウンロードする必要がありましたが、今ではAndroid StudioJDKが同梱されているので、JDKのダウンロードは不要です。

 

まとめ

Androidアプリ開発に必要なものは「パソコン」「インターネット環境」「Android Studio」の3つ

 

*1:OSとしてAndroidを搭載したスマホタブレットのこと。

*2:Java Development Kitの略。Javaのプログラミングに必要なソフトをまとめたもの。